2022年02月23日

SOMETHING NEW

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基本は「いいね!」と言われることが嬉しいので、この仕事を続けてきました。最初の頃はそれだけで良かった時代でした。合言葉は「SOMETHING NEW」意味合いの多くはスタイルに関してでした。自然と小技はエスカレートしていきます。その前時代的な方法論は今でも工業デザインといわれる中に生き残っています。しかし今はサスティナブルという考え無しでは表向きはデザインを語れなくなっています。突き詰めると何もしないことが最善ではとも思えてきます。それでも作りだしてきたものをどう片付けていくか?ぐらいは考えようと古い時計の行先に頭を悩ませています。「なんだ、ただの趣味じゃないですか。」と言われてそうですが、まあその通りです。
posted by 代表 at 18:55| 日常

2022年02月12日

ナンバーいくつ?

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20cmを超える積雪は7年ぶりでした。諏訪湖の「御神渡り」は今年も出現しませんでした。あたり前だったことがあたり前でなくなってきたことに、老い先短いとはいえ少々不安にもなります。それでも雪かきをしないですむのは平均年齢が高齢者になってしまう地区にはとても助かることも確かです。ことほど左様にほとんどの事象には両面があるものです。多くは経済活動優先で道筋が決まってきましたが、「ジャパンアズナンバー1」とは全く違う様相を呈したきた日本では経済発展の御旗はあちこち破れていることに注意しなければなりません。
posted by 代表 at 19:10| 日常

2022年02月02日

省くこと

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1960年代は機械式腕時計の精度競争の時代でした。本家スイス勢の威信をかけて高振動モデルが製品化されました。最先端の技術を特徴的とはいえ極シンプルなケースに収め、文字盤も光を抑えたマットなブルーに細めの針と時表示のスッキリした外観のこのモデルは飾り過ぎる高級感へのアンチテーゼの見本のようです。
posted by 代表 at 14:17| 時計の話