
入社したころは、腕時計のスタイルは様々でした。カラー、グラデーション、カットガラス、下地模様と新人には覚えることがいっぱいありました。中身の駆動方法も、クオーツ式、機械式、アナログ式、デジタル式とありそれぞれのチームがありました。そのあと男性用女性用と分けられたりもしました。忙しいというよりも活気が勝っている時代でした。当時はやはり勢いのあるブランドにアイデアも引っ張られたものです。「ラドー」の角型ヒット作や、「オメガ」のスポーティさに関心が集まったものです。オーソドックスな「ローレックス」は本当に話題に上がることはめったにありませんでした。時間の読み難い派手なカットガラスのモデルが最近中古市場で人気があります。さすがにスマートウォッチでも再現し辛いせいでしょうか?