2017年08月03日

お出かけください

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安曇野の時計屋さんでイベントが開催されるので、そこに合わせて信州発の少し古い手巻腕時計を一月ほど展示します。戦後〜昭和30年代初期のスイスに追いつくというよりは、国産の時計作りをいかに一人前にしていくかという気概が感じられる時計です。目指す方向がはっきりとしていた幸福な時代であったかもしれません。この後の高度成長期、電子化の波で時計作りは大きな転換期を迎えてしまうことになります。
posted by 代表 at 13:29| 時計の話