
本だなを整理をしていたら、忘れていた本が出てきました。「腕時計物語」20年近く前にインターネット上に寄せられた腕時計にまつわる思い出の中から、評判の良かった文章をまとめたものです。多くの応募があったということはそれだけ腕時計が人々の生活に大切だったというか寄り添っていたものだったということでしょうか?第一回で終わってしまったようですが、何事も継続することは難しいと思いましたし、腕時計がそうした思いを受け止める素材ではなくなってきたのではないかと少し切ない気がしました。でも機械式腕時計もそうですが、無くなりそうな状況になるとしぶとく生きる姿に共鳴してくれる人たちが出てきてくれるので、そこに少なからずの希望を持っています。