2020年01月23日

あの頃の鉄道時計

鉄道時計.jpg
今でも人気のある精工舎の機械式鉄道時計。現在もクオーツ式で販売されていますから100年近くほとんど同じスタイルで販売されている稀有な商品です。それでも戦時を生き抜いてきましたので、いくつかのタイプや、微妙な違いのあるモデルがあり、希少性によりだいぶ取引価格に差があります。これは昭和30年代の典型的な鉄道マンに使用されていた一般的なものですが、きっと仕事の誇りと愛着が込められていた時代のものだと思います。当時は小学生でしたが、登下校時にはいつも踏切を渡っていくのですが、遮断機が下りて待たされることはちょっと珍しい特急電車が見られたりするので楽しみでもありました。そんな時代を思い起こさせる鉄道時計を、お世話になっている時計屋さんの店先にあったので見過ごすことができずに手にしてしまいました。
posted by 代表 at 12:34| 時計の話