
夏にかけて草も花も元気になります。私は齢とともに動き出すのが遅くなってきたおかげで庭の花にずっと眼がいくようになりました。何年も見てきたこのなにやらポタポタと花がそのまま落ちていく木の名前は「夏椿」だということも初めて知りました。名前さえ気に留めなかったのでこうした花を呼ぶ「一日花」という言葉を調べたのも初めてのことです。花の命は短いのはその通りだと思いますが、それでも毎年咲くのであればずっと羨ましいと思ってしまいます。アスリートでもアーティストでも一度でも一瞬でも咲く時期があれば素晴らしいことです。