2021年10月26日

大事な感触

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古い話ばかりするのは気が引けますが、親父の飲み友達だったと思いますが、近所のおじさんが靴の中敷きの下や、財布の奥底に小さく小さく畳んだお札をへそくりだと言って笑いながら見せてくれました。正月のお年玉の百円札を風で飛ばして大慌てで追いかけたこともありました。学生時代におふくろがきちんと畳んで封筒に一万円札を手紙と一緒に送ってきたこともありました。お札にはエピソードが付いて回るものです。キャッシュレスの便利さは言うまでも無いのですが、今や所得倍増、経済の発展こそが幸せになる手段だと選挙公約で謳われたりしていますが、それは逆に貧富の差を拡大したり、お金の価値を下げることでもあります。今あるものをいかに大切に、無駄なく暮らすことを志向すべきであると思うのですが、手元のお札の感触というものははそうしたことを考えるきっかけをなるのではと思っています。
posted by 代表 at 19:35| 日常