2017年02月14日

ソニックな形?

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古い掛時計を直してくれる街の時計屋さん。店頭に不思議な形の掛時計があったので思わず写真に撮りました。埃まみれになっていたのを手を尽くし動くようにしてありました。初期の電池時計は部品も無く、電池漏れもあったりで修理は難しいものです。昭和30年代はプラスチックの成形技術とあいまって、モダンというのか未来的というのか不思議な形の製品が「〇〇ソニック」という名前でたくさん市場に出回りました。そのスタイルはともかく何やらポジティブな感じはうらやましいと思ってしまいました。そして何より、売るためというより、動かしたいという店主に拍手です。
posted by 代表 at 19:14| 時計の話

2017年02月06日

20周年

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下諏訪の儀象堂も20周年を迎えます。一階の片隅でささやかにイベントをすることになりました。今回はいろいろな苦難の時代を生きてきた、国産の初期腕時計を並べることにしました。ただただ古い時計が面白いだけですが、100年を過ぎた日本の腕時計の行先を考える機会になればとも思います。
posted by 代表 at 19:08| 時計の話

2016年11月05日

先のことは?

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長い秒針がモダンで、読み易く、技術的にも新しかったので、今でも普通に見かける小秒針の腕時計は昭和30年代に入ると生産されなくなりました。昭和40年代には機械式時計はなくなるとの意見が当たり前でした。かように時計に限らず時代は先を見間違えることがあります。時代の勢いの中で、多数決で物事を決めていくことは仕方のない面もありますが、少数意見の中にこそ真実があるかもしれないことを見極めないと後々後悔することがあります。ただその検証には保証のない時間が必要なのが悩ましいところです。
posted by 代表 at 15:51| 時計の話

2016年10月12日

わかりやすさ

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昭和40年代の視覚障害者用腕時計です。2時付近のボタンを押すと蓋が開き、指で針文字盤を触ることができます。誰にもわかりやすく、使いやすそうな顔つきで好感がもてる時計だと思います。多くの人に均等に良いイメージを与えることや物がが少なくなっているのは、生活が多様化しいろいろなことが複雑になり、お互いに分かり合えなくなっていることが原因でしょうか?
posted by 代表 at 13:14| 時計の話

2016年09月19日

誰でもない?

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機械式腕時計では多石競争というのが昔ありまして、いかにルビー等の石を使って高性能?に仕上げているかを競っていました。基本は摩耗を少なくして、機械の性能を長持ちさせることなのですが、場所も基本はどのメーカーも同じだったので、30石もあれば充分過ぎたのですが、最終的には同程度の商品でありながらいろんなところに敷き詰めまして「100石」までのモデルが現れました。そこで、みんなわれに返ったのか熱病が覚めるようにブームは終わりました。そんなバカげた競争が実際にありましたが、その決断をした人にたどり着けないのが日本社会の特徴なのでしょうが、最近のニュースを見聞きすると相変わらずだなと苦笑してしまいます。写真はセイコーの自動巻で最高の39石。ここで停まったことはどう評価しましょう?
posted by 代表 at 15:10| 時計の話

2016年08月23日

1964

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東京オリンピックで使用されたヨット競技用ストップウォッチ。シンプルで読みやすいのですが今も使えるでしょうか?今や100分の1を争う競技においてはアナログ式は完全に過去のものですが、これを手にするたびに、売ることをあれこれ考えないものがいつまでも見るに堪えるものであることを痛感します。
posted by 代表 at 19:20| 時計の話

2016年05月30日

新モデル

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新しいブランドの立ち上げにいくばくかの協力をしました。少しずつ浸透していってくれたらうれしいのですが、続けるということは本当に難しいことです。腕時計を買うことが、生活の節目であった頃、断捨離などという言葉が想像できない頃をイメージしたのですが、それが年を重ねたデザイナーのできることと思っています。
posted by 代表 at 17:39| 時計の話

2016年05月14日

懐中時計展

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今年も時の記念日を挟んで2週間下諏訪「儀象堂」でイベントをやります。今回は日本の懐中時計を中心に展示をします。手持ちのコレクションですので、大々的に宣伝するほどのものではありませんが50年余りで見かけることも無くなった商品を振り返ることが何かのきっかけになればと思います。
posted by 代表 at 18:54| 時計の話

2016年03月14日

当たり前はどうですか

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1964年の東京オリンピックを記念して当時の腕時計の裏に聖火をモチーフにマークが付加されました。責任をとらない大人たちの姿を晒している2020年のオリンピックにはどんなマークが時計につけられることでしょうか?考えてなかったというのもびっくりですが、聖火台が問題になっています。あまりに懲りすぎると一瞬が大事にされるので、モニュメントとしての永続性が失われてしまうので、サプライズを狙いすぎるのも問題です。静かにそっと当たり前に火を着けるだけというのも逆に新鮮だと思っています。
posted by 代表 at 18:23| 時計の話

2016年01月24日

プレゼント?

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散歩がてらに寄る骨董店に、程度の良い婦人用腕時計がありました。女性用はいかにスリムにできるかを競っていた頃の50年ほど前の時計で、当時の一番細いタイプです。ある程度の価格帯で、はやりのスタイル。確かに時間を読みづらいこともありますが、ほとんど使用されないでいたとするとプレゼントだったのでしょうか?今よりずっと時計が大事にされていたころですが、店主によれば良いところの家からの出物という売り文句が添えられていました。
posted by 代表 at 17:03| 時計の話

2015年10月07日

木製

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ロクロで挽いたお皿の材料をいただいたので掛時計を作ってみました。せっかくなので時分針も木を削りました。秒針はさすがに木では難しいですし、忙しない動きが合わないので付けないことにしました。動いているかの判断ですが、他にも時刻をしる手段はたくさん有るので判断に困ることはありません。本当に時間に縛られないでいる余裕は時間に囲まれているから生まれるというパラドックス。そんな風に本質とは離れてしまっていることは世の中にも良くあります。
posted by 代表 at 19:11| 時計の話

2015年06月19日

相似

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戦後すぐの時計3社の機械体。そっくりです。スイス勢もそうなので世界的流行だったということでしょうか?日本の場合はスイス製に似せたということが正直なところではないかと思います。確かにいろいろなものに流行があり、そして衰退をしていきます。多くのものは洗練されていくからではなく過剰で打算的になっていくからということが原因だといえます。
posted by 代表 at 17:40| 時計の話

2015年06月10日

時の記念日

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時の記念日といっても最近はあまり取り上げられることも少なくなりました。時計が主役だった頃のモデルを展示しています。判官びいき的な見方ですが、当時のようなただ時だけを知らせ、雨にも弱い時計がそれだからこそ身に着けたいということもあり得ると思っています。スマホウォッチのように追いかけられるのではなく、前をきちっと向いて歩きたいと思うのです。
posted by 代表 at 19:15| 時計の話

2014年09月19日

クロック組立講座

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今年も下諏訪の小学校で「親子ふれあい教室」ということで、クロックの組み立て講座を行いました。早いとか遅いとかでは無く1年の時間の流れを受け入れる覚悟みたいなものを実感します。こうした年長者の話や技を学校の行事となってしまうことに一抹の寂しさを感じつつ、いつもで続けられるだろうと落ちていく視力と気力に鞭打っています。みんな楽しんでもらえたでしょうか?
posted by 代表 at 17:37| 時計の話

2014年06月29日

無事終了

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諏訪湖博物館のイベントも無事終了。2か月もあっという間でした。目の前が諏訪湖でしたのでこんなに眺めたのははじめてのことです。さあこの後どうするか?人からのアドバイスで方向を決めることもありますが、景色が手助けすることがあるということも感じた時間でした。
posted by 代表 at 18:59| 時計の話

2014年06月17日

時計のサイズ

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あと少しで時計の特別展も終わります。皆さんびっくりするのは戦前、戦後すぐの腕時計の大きさです。今の主流に比べると半分くらいの見かけになります。だいたい今の大きさでは仕事に邪魔なはずです。日本人の腕には明らかに大きすぎます。服とのバランスも変です。昔のアメリカの映画を見ると画面にしっくり収まってみえます。仕事のできる人の時計は小さめということでしょうか?男性に限ってですがどうでしょう。
posted by 代表 at 19:09| 時計の話

2014年06月09日

何とかします

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諏訪湖博物館のイベントもあと2週間を切りました。改めて時間の過ぎる速さを感じています。開催中に何件か「この時計が直りますか?」と聞かれました。公式サービスセンターでは直らないものも多いのですが、ある程度流通したものであれば何とかなるものです。アンティークショップでは扱わないであろう傷などで痛んだ時計こそ何とか直したくなります。特に身内が使っていたとなればなおさらです。使われた時計こそ価値があります。
posted by 代表 at 19:18| 時計の話

2014年05月27日

ちょっと古い

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一世代前ということの実感は私たちの年になると良く分かるし、特別な感慨があります。今回、諏訪湖博物館で時計の展示をしているのですが、修理可能かどうかをいくつかの時計を持参していただいて質問がありました。アンティークというほど古くないので、その価値はその時計への思い入れ、思い出なので他人にははかりしれないものです。メーカーでは直せなくなっている年式でもあるので、個人的な付き合いの中でなんとかしてもらうのですが、そのようなつながりをいつまで続けられるかを思うとちょっと不安になります。
posted by 代表 at 19:08| 時計の話

2014年05月07日

見に来てほしい

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諏訪湖博物館の展示も明日で2週間がたちます。黄金週間が終わりますので、この先どのくらいの人が見に来てくれるでしょうか?だいぶ日が長くなったので開館時間を変更し夜も見られるようにしたらどうでしょう。節電も考慮しなければいけませんが、。虫のほうが多いかもと思いつつ、湖畔の明かりに人が集まって来る気がします。民間でないと難しいかな?
posted by 代表 at 18:44| 時計の話

2014年04月25日

展示会場

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時計作りの歩み展と題して、諏訪湖博物館でイベント開催しました。諏訪地方関係の資料を各所にご提供もいただいてなんとか開館にこぎつけました。いろいろ反省もありますが、まずはやれるところまでと思いながらすすめてきました。諏訪湖端の好立地ですので、散歩がてら少しでも興味のある人たちに見てもらいたいものです。
posted by 代表 at 20:22| 時計の話