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四方凸(山)話
信州諏訪は四方を山で囲まれて、日本のほぼ真ん中に位置しています。
小さな事務所から文字そのままの四方山話を綴った方丈記ブログです。
デコデザインスタヂオHP
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【デコデザインスタヂオ】
DECO DESIGN STUDIO
長野県諏訪市沖田町2-141-1
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2011年10月04日
時計屋さん
いろいろ相談したりする時計屋さんです。町の時計屋さんをいつしかほとんど見かけなくなりました。古い時計に興味をいだき始めた頃は店主が戦前の話をしてくれましたから、そうなることは当然の成り行きだったかもしれません。いくつもの店が閉まっていきました。時計を最初に買ってもらった時代の心踊る商品ではなくなってしまったことは仕方無いことですが、どんなものでも幸せな感覚を通り過ぎて物が溢れることはけして文化的に豊かではないと思うのです。
posted by 代表 at 14:45|
時計の話
2011年09月19日
年とともに分かること
昭和初期の時計です。日本の軍用とされる時計にも採用されている文字レイアウトです。文字板いっぱいのレイアウトですが、薄暗がりでも時間がわかりやすくできています。視認性については年とともに気になりだしました。これは自分がそうなってみないと実感できないものです。そこに私のような年代のデザイナーの存在意義も有るのだと強がってもみます。それにしてもこれ以外に何がいるのだという潔さが魅力です。
posted by 代表 at 10:54|
時計の話
2011年08月25日
小さな時計
最近は男性用、女性用問わず時計のサイズは昔に比べると、とても大きくなっていますし、あまり性別にこだわらなくなっていますが、昔は全く別のものでした。女性用は本当に小さく、腕につけるのも小さな留具で一人で付けるのも大変でした。かわいらしさがポイントでも有りましたが今ではそうした時計を見かけなくなりました。実用さには欠けますが、小さな洒落た時計をさりげなくしている人を見かけると私のわがままだということも十分わかっているつもりですがホッとしてしまいます。
posted by 代表 at 17:22|
時計の話
2011年08月08日
雄勝石
今回の大震災でまだ知らないことがいっぱいあるんだと思い知らされました。石巻市にある雄勝町の石もそうです。東京駅復元のために用意されたスレート材も被災しまいました。ボランティアの手で泥の中から一枚づつ掘り出され、海外品に代替されそうになったことが覆されたそうです。硯として有名なこの石を文字板に使用し、復興の手助けとなるように製作した時計が上がってきました。売上の一部が、雄勝町の重要無形民族文化財の「雄勝法印神楽」の太鼓、衣装の復興の為に使われます。少しでもお役にたてればと願っています。
posted by 代表 at 17:37|
時計の話
2011年07月22日
巡回時計
昔、工場とか学校で警備の人が肩から提げていました。建物を巡回しながら、決められた場所にある番号のカギを下の穴からいれて回すと、内部の記録用紙にガチャと数字が刻印され、いつ巡回したかが記録される機構の時計です。革製の入れ物に収められて、仕事感をいっぱい醸し出していました。こうした時計も使われなくなりましたが、警備のおじさん達とも何気ない話をするといった雰囲気も一緒に無くなってしまいました。
posted by 代表 at 14:00|
時計の話
2011年06月29日
龍水社の掛時計
リズム時計の前身である「農村時計製作所」内に有った「農村時計技術講習所」は農村の子弟を集め、戦後の復興に時計産業を全国に起こす目的で造られました。しかし戦後の混乱期の中で、この南信州の龍水社での時計が唯一卒業生によって製造されました。そうした意味ではとても意味のある掛時計ですし、信州人の器用さと意思の強さを感じます。その後昭和48年にリズム時計に併合されています。
posted by 代表 at 17:54|
時計の話
2011年06月01日
一世代
30年前に出された本です。すごい題ですが、ほとんどの人がそう認識していたと思います。日本の時計産業がスイスに代わって世界に君臨すると。時を知るという行為や媒体が大きく変化したので、簡単に比較できませんが、今は間違いなく高価格品でのスイスの勢いは圧倒的です。誰も想像できなかったことです。20〜30年で、流行はサイクルしていると言われますが、世の中は長い目で見ないと本当の変化がわからないことがあります。自然エネルギーの利用技術も劇的に変わってくるものと思っています。
posted by 代表 at 12:04|
時計の話
2011年03月22日
ミニクロック
安曇野市の時計屋さんが作っている小さな置き時計です。ちゃんと振り子がついています。今までと違ったバランスで物事を考え直すのは一つの発想法であることは間違いないことです。大げさな話になってしまいますが、今回の大きな災害には心が痛みますが、今までの生活で当たり前だと思っていることにかける時間とか、労力のバランスを本当に必要なことなのか考え直す機会にしたいと思うようになりました。
posted by 代表 at 18:43|
時計の話
2011年03月04日
デジタル置時計
ちょっと古いものシリーズが続きます。こんな顔をした時計がパタパタ時計といって新しい商品が洒落た雑貨屋さんに並んでいたりしますが、これはそうした薄い板状のパネルがパタパタめくれていくものではなくて、ドラムが回るタイプです。その為表示部がちょっと狭くなっています。その分当時としては未来的なイメージの商品が数多くでました。コンセントにさしておけば正確に動くこともあって重宝したものですが、機械式表示の単機能のため、液晶式にとって代わられてしまいました。
posted by 代表 at 19:09|
時計の話
2011年02月28日
電池式テンプ時計
音叉時計に触れたので、同じ電池駆動ですが、機械式のようにテンプで時間調整をする時計も紹介しておこうかと思います。機械式の腕時計は放置しておくと2日ぐらいで動かなくなってしまいますから、1年間も動き続けるというのは驚異的なことでした。でも精度や電池寿命で、音叉式、水晶式に遅れをとり消えて行きました。時計のハイブリッドと言える機構でしたが、今のハイブリッド車も一過性の気がしてしまうのは私だけでしょうか?30年以上前にセイコーのこのタイプの腕時計を三浦友和さんが宣伝していたのを懐かしく思い出します。
posted by 代表 at 17:29|
時計の話
2011年02月21日
音叉時計
ブローバの音叉時計「ACCUTRON」です。普段は使用しないのですが、電池を久々に入れてみました。耳を近づけるとブーンと音叉が振動する音が聞こえます。今は製造しているところは有りませんが、機械式と、水晶式との間で世の中をアッといわせたものでした。水晶式と違って特許で固めて、限られたメーカーでしかライセンス生産されなかったので、精度に優れた水晶式が出るとあっという間に忘れられた存在になってしまいました。物作りとタイミングの難しさをいつもこの時計を見ると思います。
posted by 代表 at 19:14|
時計の話
2011年02月08日
ブレスレット
明治のころの女性用腕時計です。バンド部は金無垢の板の細工もので、バネが入っていて伸び縮みします。現在の日常携帯品質基準を満足しませんので、クレーマーの餌食になることは間違いないでしょう。万人向けの大量生産がこうした繊細な職人技の生きる場所を無くしてきました。使う人、作る人が近い距離にいて品質の理解ができる場所を残して行くことが今後の時計作りの課題です。
posted by 代表 at 11:11|
時計の話
2011年01月05日
保護ケース
提時計用の保護ケースです。ちょっと前までは骨董屋さんでも良く見かけました。提時計用ですから、雨・ホコリよけというよりも、ガラス割れ防止が一番の理由だったと思います。色も付いていて、和服にも合わせ易かったでしょうか?貴重なものは壊れやすいことを前提にして、丁寧に扱うことが基本にあります。そんな考え方があれば、消費者保護の点でクレームを寄せることは重要なことですが、なんでもクレームにして、自分の非を認めない風潮もちょっとトーンダウンしてくれそうな気がします。欠点も上手く使って新しい価値を生み出すおおらかさが失われていないでしょうか。そしてメーカーにはもっと本質的でシンプルなものを提供するということが求められていると思います。
posted by 代表 at 16:17|
時計の話
2010年12月01日
素描展
描き貯めた時計のデッサンを下諏訪の時の科学館「儀象堂」(中国北宋時代の水運儀象台が完全復元されているためこの名前です)で展示することになりました。鉛筆のみで描く習作ですので人目に晒すのは少し気がひけましたが、時計を描く人はめったにいないだろうからもの珍しいかなと思い並べさせてもらいました。
posted by 代表 at 18:34|
時計の話
2010年11月20日
四季の時計
安曇野の四季をイメージしたダイヤルの手巻式機械時計です。「桜花」「七夕」「茜空」「朝雪」と名前がついています。現物は、放射の光沢があるので、淡い色なのですが深みもあります。水滴のような略字が、朝露や夜露のように思えます。懐かしい感じもしますが、色を押し付けない透明感が新しい感じです。安曇野市の時計メーカーが製作しました。バンドはお気に入りに付け替えてくれます。
posted by 代表 at 15:29|
時計の話
2010年11月08日
素描
時計の絵を仕事ではパソコンでほとんど描きますが、その為時間がかかりそうな斜視図はめったに描かないで終わってしまいます。現物は斜めから見ることがほとんどですから、物足りない感じがしていました。気分転換に鉛筆でスケッチしてみました。じっと観察しながら描いてみると細かいところで新しい発見があります。何よりも絵に温かみが出てくる気がします。
posted by 代表 at 17:10|
時計の話
2010年10月13日
講義
初めて現役高校生に時計の話をさせてもらう機会をいただきました。熱心に聞いてもらえたのだと思いますが、わかりづらくてあっけにとられていたのかもしれません。人に話をする度に自分の知識の曖昧さに愕然とすることが多いのですが、反面そのいい加減さが上手く生きていける秘訣なのではと納得させています。
posted by 代表 at 14:55|
時計の話
2010年09月30日
呼び鈴付置時計
精工舎製の目覚まし時計ですが、上部のボタンを押すと呼び鈴にもなります。どんなお金持ちがお手伝いさんを呼ぶのに使ったのでしょうか?あるいはお店の受付でどんな人に頭を押されていたのでしょうか?大正時代と思われますが、小ぶりのしっかりとした時計です。
posted by 代表 at 20:15|
時計の話
2010年09月28日
商館時計
明治期の商館時計です。裏蓋内側には商社としてのマーク、そして片仮名で名前が彫ってありその重量感と、逆にその繊細な文字板に魅力を感じたものです。日本の時計産業の発展に大きな影響を残した功績のわりには市場価格は低めですので収集しやすい時計です。
posted by 代表 at 19:15|
時計の話
2010年09月18日
機械式掛時計
事務所の壁にかかっています。掛け時計はあまり持っていないのですが、アールデコ風なスタイルが気に入って以前購入しました。時計も工業製品ですから時代を反映した姿形をしていますので昭和初期か、50年代なのですがこれは後半でしょう。流行のサイクルは20年〜30年と言われますがまさにそれを具現化しています。
posted by 代表 at 11:55|
時計の話
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