2022年07月24日

立つ鳥

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本意では無いものの、仕事場で籠り気味になっているので、少し身辺を物理的に整理しようと思い立ち、早速始めました。しかし15年で溜まった物はそう簡単には片付かず、広げるだけに終わってしまい、そちら方面の才能の無さにため息が出てきます。それでもよくわからない物を残されたら迷惑だろうなと思うようになった昨今は、なんとかしなければとグッと真剣さが増してきています。
posted by 代表 at 19:09| 雑貨

2022年07月19日

靡かない

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戦前の腕時計文字盤です。「AIKOKU」と名が入っています。こうした人の心を試すような名称が頻繁に使われるときは決して良い時代ではないです。こうした腕時計をはなむけとして戦地に向かった無名の人は少なくないでしょう。現代ではSNSを使って徒に多数意見であるかのように自説を煽ったりしながら、当時の隣組より怖い目に見えない監視社会を手にすることもできそうなので便利さと裏腹の警戒が必要です。
posted by 代表 at 19:03| 日常

2022年07月13日

お天道様音痴

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パンフレットなどに地図を載せることが多くあります。スペースの関係でアレンジをするにしても、基本は簡略化して分かりやすくと頭を使うのですが、かなりの割合で地図を読むのが苦手という方がいますので徒労に終わることになってしまいます。「方向音痴」だからということになるのでしょうが、いろんなことで苦手なものに「〜音痴」と付けますが、愛嬌で済ませる程度であれば問題も無いのですが、「お天道様音痴」といって良いのかわかりませんが、古い人間としては「お天道様が見ているぞ」感覚が無い案件が最近多いの目にしてしまうことが、身の程知らずですが気になります。
posted by 代表 at 14:17| 日常

2022年07月02日

まずいなあ!

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今更ですが、人見知りであることもあってオンラインミーティングで、顔だけ出すのは何より避けたいと思っていたのですが、そうもいかなくなってしまいました。全くどの様に身構えていれば良いのかもわからいのですが、早速カメラを取り付けたのですが、まあそこに映りだされた自分の容姿に愕然としてしまいました。目を大きくしたりしわをとる技もわからないので、今できることは少しでも可愛げにした似顔絵の仮面を付けようかと本気で悩んでいます。
posted by 代表 at 18:35| 日常

2022年06月19日

丈夫な身体

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藍染の手拭いに文字を入れて欲しいと頼まれました。文字の上手い下手が問われそうにない宮沢賢治のメモのような遺作でもありながらよく知られた文章を書いてみましたが、何とはなしに写経しているような気持ちになりました。この後も分相応の生き方しかできませんが年齢のせいか丈夫な身体は確かに大切なことだし、そう願いたいと思いました。
posted by 代表 at 13:31| 日常

2022年06月12日

錯視

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ある錯視の例ですが、同じ色彩でも背景の濃淡で全く違って見えることはよく知られています。大げさに言えば育った環境や、周囲の状況でものの見方が違ってくることと似ています。事実は一つでも違って見えることを理解するには、全体を理解する想像力が必要ですが、偏っていても自説を強力にアピールすることの方が受けが良いのは歴史が証明しています。
posted by 代表 at 16:39| 日常

2022年06月01日

麦秋

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松本周辺では、麦が収穫期に入っています。美しく広がる麦畑を見ると諏訪近辺との景色の違いにびっくりします。標高差は200m〜ですからこの差が麦の生育を分けていることになるのでしょうか?人工的な似たような街並みばかりと違って、やはり農作物が土地ならではの風景を作ります。黄金色の麦畑が諏訪周辺でもとか思ったりしますが、そんなに温暖化が進んだらいろいろ悪影響が起こりますね。麦秋は初夏の季語であることを最近知りました。
posted by 代表 at 14:17| 日常

2022年05月25日

古いクオーツ腕時計

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クオーツ腕時計が世に出てから50年以上が経ちました。当時はその脅威の精度で機械式時計の終焉が唱えられました。現在は様々なところで提示される時刻はどれも正確に制御されているものです。ですから単純な電池だけで動いている昔ながらのクオーツ腕時計が、機械式などを除けば世の中で一番ずれているということになります。正確性の象徴であった秒針は、ズレを象徴するものになってしまいました。そのせいか最近は秒針の無いクオーツ腕時計をすることが多くなりました。だいたい時間が分かればと思えばほとんど時刻修正をすることもありません。
posted by 代表 at 13:08| 時計の話

2022年05月18日

手放し方は?

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腕時計は主に男性の趣味の対象であるせいだと思いますが、ちょっと古めの婦人用の腕時計はかわいそうなくらいの価格で手に入れることができます。仕事がら婦人用モデルに携わっていたことがありますので、見捨てられるのが惜しい気がしてつい手を伸ばしてしまいます。時代の経過とともに男女ではなく、仕事がらや、志向で商品が分けられるようになり、あまり小さな腕時計は作られなくなりました。新聞の文字のように読み難さが敬遠されてきたこともあるでしょうし、なにより「〜らしさ」を時計に求められなくなったということでしょう。それにしても、自分で身に着けない小さな時計たちを貯め込んでおくことはもったいないことなので、行く末を考えなくてはならないのが悩みです。
posted by 代表 at 12:25| 時計の話

2022年05月08日

過ぎたるは・・・

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職人であった父は、朝夕の新聞を隅々まで読むのが日課でした。新聞小説もじっくり読んでいました。全部を広げても畳一枚はないであろう新聞紙面が情報源でした。現在の私たちは一日中何らかの情報に囲まれています。半分は理解不能の事象。残りの半分以上に腹を立て、自分を納得させるわずかなことを見つけて安心するといった具合です。なにやら時間の甚だしい無駄遣いをしています。小一時間だけを集中して楽しんでいた父の時代を羨ましいと思ってしまう昨今です。
posted by 代表 at 18:37| 日常